第2回ハロウィン演武会をおこないました。前年からの成長が見られました。
本日は稽古を19:30で切り上げてハロウィンパーティーならぬ『ハロウィン演武会🎃』を開催しました。
今回のハロウィン演武会は事前に予定を伝えていたので練習時からすでにみんなは張り切りモード全開!!(普段の練習からそれぐらいのパワーで練習してくれえ。。。)
ハロウィン演武会🎃の内容
演武する形は自分のできる形ならなんでも。(主に基本形・指定形)
全日本空手道連盟の形競技採点ルールに準じて保護者に得点付けをしてもらい順位付けをしました。
簡単な内容は以下の通りです。
ハロウィンということでイベント要素も持たせながらも単純に楽しいだけが目的ではなく、試合形式のように得点付けすることで勝負の緊張感をもってもらうことと子供たち、保護者共に形競技のルールへの理解をしてもらうことを目的としています。
子供たちが本来持つ競争心を刺激する
子供たちは大人になっていく過程であるところで自分の力に限りを見つけて、自分に可能な動きの範囲で物事にチャレンジするようになっていきます。ただ、早い段階でリミットを設けてしまうと自身の向上心そのものが薄れ、同じ内容の物事をしても比較的レベルの低いところでとどまってしまうこととなります。
道場内での簡易な試合形式を設けることで、基本的に競うことが好きな子供たちの性質をうまくとらえて刺激し向上を図ります。
幼い段階では直感的な勝ちと負けを感じて、勝負を通して課題を見つけていってほしいと思っています。
さらに、競技を続ける上での次のステップでは、勝負の結果として序列を付けられた時に「良し悪し」がわからないまま突き進むのではなく、自分が培ったもので何が良かったのか、これから何が改善できるのかを見つけることができるとさらに意味深い活動となってくるでしょう。
保護者のみなさんに形競技のルールを把握してもらう
保護者の皆さんは形競技において形の良し悪しがわかりますか??
実際に演武を行う子供は自分自身が繰り出す技で精一杯な面があります。そして、何と言っても客観性が重視される競技性ゆえに競技者自身だけでなく周りの助言も競技技術向上において大切になってきます。
指導者は道場では技術指導をしながら大事なポイントについて言葉をかけて意識させていけますが、それと同じく、技術習得するまでは日常の少しの時間でも何かを行う「習慣化」することが上達にはかかせません。
子供を一番近くで見ることのできる保護者の方に、よりルールについて知っておいてもらうことも重要なことです。
指導者の審判練習
今年度から形競技の採点方式が0.1点刻みの点数をつける方法に変更となりました。
新ルールのもとで点数付けを行ってこれからの審判活動も行っていこうと思っています。
採点結果
- ひなた 22.1
- そうじろう 21.8
- えいみ 21.5
- りこ 21.4
- りおう 21.4
- あおば 21.0
- こうき 19.3
反省・総評
前年度の反省から事前にハロウィン演武会をすることを伝えていたのでみんなはすんなりと形の演武をすることができました。
時期的に、大会後であることや昇級審査を控えているのもあって開催するかは悩みましたが、少しの間でも真剣に取り組んでいたので開催して良かったと思っています。
覚えている形が増えたことや習熟度では前年度よりもレベルアップしているのがよくわかります。これからは、その他の大会でも活躍できるように一層頑張ってもらいたいです。そして、来年のこの時期にはさらに上達した姿を見せてほしいと思っています。
お菓子の数をもう少し多めに買っておけばよかったかな??