兵庫県空手道選手権大会(前期少年空手道大会)に出場しました!!勝ち・負けの判断が下される「試合」について考えさせられた大会でした。
本日、4月2日はグリーンアリーナ神戸にて兵庫県空手道選手権大会(前期少年空手道大会)が開催されました。
この大会は兵庫県空手道連盟主催のもので県内すべての道場から参加しているためレベルの高い大会です。
普段の大会では先生は審判員として大会に積極参加していますが、今回は今後の指導法や生徒の現状把握としてあえて「観戦」することにしました。そして、普段感じることに加えて大会の様子から感じたことを可能な限りこのブログに書き記しました。
レベルの高い県大会に出場して何を感じた?
普段の道場での稽古では地域で空手をするみなさんに楽しく参画してもらえるような幅広く優しい道場であることを念頭に置いています。一方で、大会・競技会の場ともなると出場する全選手は試合に勝つための練習を積み重ねてきた強者ぞろいで、我々の道場としても出場するにあたっては「勝ち」を意識したこれから上達する為にどんなことを実行するのか?
どんなスポーツでも上達には選手本人へ運動を促すことと、上達する為に自分で考えた動作を試行錯誤をしながら動きやすいように運動を繰り返す必要があります。
まず、ここでは空手道指導者が考える上達への近道を端的に書き記してみます。
柔軟性の向上
体力増進
空手道技術の反復・拡張
これらは決して一日で完成するものではなく、技の定着に必要となる反復練習とそれに伴った個人の粘り強い意思・気概が必要不可欠です。ただ、これらは子供には難しいことで、周りの大人が意識付けさせる形でサポートしていく必要があります。
指導者としても粘り強く指導に当たる、練習機会を増やすことでアプローチしていこうと思っています。
レベルの高い大会は実力に見合わないということで指導者が生徒の大会参加を見送るケースも多いですが、神出空手道サークルではすべての子供たちに出場機会を設け、勝つ・負けるを通して自分の技術的なポジションや高いレベル・技術を身をもって感じてもらおうと思っています。
試合に出場していく選手に限っては楽しさとのメリハリを付けさせ、競争意識を刺激するような指導もおこなっていきます。