アシスタントマネジャー養成講習会に行ってきました。
アシスタントマネジャーについて
地域スポーツクラブに関する知識とクラブ運営スキルを学び、活動する「アシスタントマネジャー」は日本スポーツ協会(JSPO)が認める資格の一つです。
スポーツクラブ運営を主体的に取りまとめる「クラブマネジャー」の補助的な役割をこなし、予算の管理、イベントの計画・運営、スタッフのマネジメントなど多岐にわたってスポーツクラブ運営に必要なクラブマネジメントの基礎的知識が必要なポジションの人材です。
二日間を要したアシスタントマネジャー講習会
今回、私がこの養成講習会に参加する運びとなったのは、公益財団法人神戸市スポーツ協会主催、「スポーツクラブ21ひょうご」神戸市推進委員会共催による講習会の応募の通知がきて、せっかくなのでスポーツクラブ運営のことについて学んでおこうというスポーツに関する興味と軽い気持ちで、受講の応募したことに始まります。
スポーツクラブを運営している方、今後スポーツクラブに携わっていく方を対象にした講習会であり、自宅学習21時間と集合講習14時間を受けた後、検定試験に合格することで「アシスタントマネジャー」の資格を取得することができるという流れでした。
- 集合講習14時間
- 自宅学習21時間
- 検定試験
アシスタントマネジャー講習会の受講の対象者
- 神戸総合型地域スポーツクラブに所属する会員
- 非会員18歳以上の兵庫県内在住者
『共通科目Ⅰ』の修了者に限り応募可
私は前者で、地元の神戸市の神出スポーツクラブに所属しているため、無料でこのアシスタントマネジャー養成講習会を受講することができました。
応募の段階では「定員12名」でそれ以上の応募があった場合は抽選ということでしたが、今回は共通科目Ⅰの修了者に限り応募できるとのことで、既に共通科目Ⅰを取得している必要があり、このハードルもあってか応募者数は少ないようでした。
内容の濃い講習会
スポーツ、経営、教育などの分野、実際にスポーツクラブ運営をしている講師から各授業を受けることのできた非常に内容の濃いもので、講義の他にグループワークやスポーツクラブの実態に至るまでさまざまな「学び」があった講習会でした。
実際に知識をもらうことで、スポーツクラブとまでも言わずとも現在の空手道サークルの運営にも反映できるのではないかという箇所もいくつかあったり、地域クラブ・サークルの長所短所、適正な運営についても見つめなおす良い機会となりました。
スポーツ資格取得をすることについて
常にスポーツの現場で指導をしていて感じることは、地域の実情やプレイヤーが抱える個々の問題が存在しているということ。スポーツについて学ぶことで、これら浮かび上がった問題に対して、ただ直面して切り抜けていくだけではなく、問題を考察し、知識を持って最善と思われるスポーツ指導・運営をおこない、結果を吟味し、次なるステージで指導に当たっていけるようになっていけるということ。
指導・運営そのものにスポーツ資格が必要なのかというところではあるが、これら講習会などで獲得した知識は無駄なものではなく、自分の活動の広がりを証明してくれているのだと思っています。
神出空手道サークルで活動するメンバーもゆっくりでいいので将来的に様々な学びに触れていってほしいと思っています。